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病気の欧米化

 

食事の欧米化によってふえた? 「糖尿病」

 

1997年に行われた糖尿病実態調査によると、「日本人の約690万

人が糖尿病を強く疑われる」のだそう。

患者数は、最近20年間で約2倍になっており、年々増加している。

これには食生活の変化や肥満が大きく関連しています。

その背景には、戦後の日本人の食生活の欧米化による、脂肪

摂取がふえたことがあります。


日本人が摂取する動物性脂質は、昭和35年ごろから急激にふえ

てきています。

つまり日本人においては、どうやら脂肪のとりすぎが、増加する

糖尿病や生活習慣病の大きな要因になっているらしいという

のが、最近指摘されていることです。

つまり、脂肪のとりすぎといった食事内容の変化が、U型糖尿病

患者を増やす一因となっているわけです。

 

 

 

 糖尿病患者の受療率の推移 

 


出典『ヘルスクリック』http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000621.html

 


 

 

なぜ欧米食だと糖尿病になりやすいのか。

 

本来、日本人はこのような食事(↓)をとってきました。

 

穀物と豆 ―― 炭水化物・植物性たんぱく

魚介類 ―― 動物性たんぱく・EPA、DHA

野菜や果物やお茶――ビタミン・ミネラル

ミソやしょうゆ――発酵食品

こういう食歴によって、日本人のカラダに組み込まれている

ことがあります。

 

 

 

腸が長い

 

日本人の腸は、米のように消化しにくい穀物から栄養素を吸収

するために、欧米人とくらべて長くなっている。

そのため、肉のように、消化の際に毒素が多く出るものを食べ

すぎると、日本人は腸が長いために、欧米人よりはるかに長い

時間毒素にさらされて、腸にトラブルを起こしやすくなる。


乳糖を分解する酵素の
活性が低い

 牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする乳糖不耐症は日本人に多い

→農耕民族だったから。

 


日本人の4割が
「倹約遺伝子」の持ち主

ある


日本人には、「1日の基礎代謝量が、通常の人より200Kcal

少ない人」が4割もいる。

これは世界で3番目に多い数字だと言われています。

つまり、「ほかの人とくらべてそんなにたくさん食べていないのに、

太るのよ」という体質の人が多いということになる。 

※出典『ビタミン外来』 佐藤務著

 

しかし、欧米食が日本人に負担をかけているというけれど、

アメリカ人のとてつもない太り方を見ていると、アメリカ人のカラダ

にも負担をかけているんじゃないか、と思います。

 

 

 

ダイエットとは病気を防ぐこと

 

たとえば体脂肪率40%なんていう女性が、痩せるためにパーソナル

トレーニングを受けにきてくださることがあります。

しかしこの場合、うわべに気をとられる方がほとんどなんです。

これぐらいのレベルになると「見た目的にやせた、やせない」より、

「病気になる危険を取り除くこと」が最優先です。

そのためにはマッサージや、お腹をブルブルするベルトをはめる

より、食生活を改善することが必要不可欠です。

 

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