ハーブとは
イタリア料理などをとおして、暮らしの中に定着した感のある
ハーブ。
その歴史は紀元前のむかしから始まっています。
ハーブの歴史は、地中海沿岸からはじまったとされており、紀元前
1700年ころに書かれたエジプトの文書には、すでにハーブに関す
る記述をみることができます。
ハーブの語源は、ラテン語のヘルバ。
これは緑の草という意味です。
むかしから人々は、この緑の草を「料理に風味をそえるもの」
「病気やケガをなおす効果のあるもの」「香りをかぐと気分が鎮まる
もの」として、暮らしのなかに取りいれてきました。
現在、ハーブの明確な定義はないのですが、「ヨーロッパ原産の
野草」「薬効のある植物のこと」といったとらえ方が一般的になって
います。
ハーブの薬効
ハーブの特徴は「香り」と「薬効」です。
特に薬効については、現代医学にも活用されているものが多く
あります。このように、人々が受け継いできたハーブには、クスリと
してつかわれてきたものがたくさんあり、それらのハーブ類は
「メディカル・ハーブ」と呼ばれています。
メディカル・ハーブといっても、特殊な薬草のことではありません。
たとえば、ニンニクやタマネギなどもメディカル・ハーブの一種
です。
ハーブ療法とは
ハーブ療法の考え方は「病気を治すのではなく、人間を治す」と
いうもの。
具体的には、植物のチカラと、人間のもつ治癒力でゲンキになると
いうこと。
クスリの副作用や危険性を叫ばれるなか、おだやかな薬効をもち、
安全性が高いハーブは、最近みなおされているものの一つといえ
ます。
ハーブの利用法
ハーブの作用はおだやかで安全性が高いとはいえ、成分、効果から考えると、
リッパな薬剤の範疇にはいります。
そのため、ふつうのクスリと同じように、用法をまもる必要があります。
まちがった使い方や、いいかげんな量を摂っていたのでは効果がないばかりか、
害になる場合もあります。
また、妊娠中には使用してはいけないもの、子どもが使用していけないもの
などもあります。
それらの用法を確認してから、摂ることが必要です。
日本のハーブ
ハーブを日本語にすると「薬草」「野草」「香草」となります。
そうしてみると日本にもハーブがありますね。
たとえば薬味である、ワサビ、ショウガ、シソ、ヨモギ、柿の葉など
は、日本のハーブといえます。
日本人らしいハーブのつかい方といえば、「生で使うこと」。
薬効もそうですが、これらのハーブで季節感をたのしみ、目でたの
しむ料理につかうことも、日本ハーブの特徴といえます。
ハーブ以外の自然療法
(ホメオパシー)
「同種療法」ともいう。
病気の原因となる物質と、同じ性質をもつクスリをつかう。
つまり類をもって、類を治す方法のこと。
(アロマテラピー)
「芳香療法」ともいう。
ハーブをはじめとする、植物から抽出したエッセンシャルオイルを
つかう治療法。
アロマテラピーは 数滴のエッセンシャルオイルをつかう療法なの
で、手軽におもわれがちであるが、その1滴には、ハーブの薬効が
凝縮されている。
作用としてはかなり強いものなので、濃縮したオイルをのんだり、
料理につかってはいけないとされている。
(バッチフラワー)
バッチ博士が確立したもの。
種類の植物からつくった、フラワーエッセンスを用いる。