なんのサプリメントを摂るのかという優先順位は、
この順番になります。
つまりすべてにおいて「まず必要なのはビタミン、ミネラル類」
ということになります。
ビタミン・ミネラルのサプリメント=トータルで摂る
ビタミン・ミネラルのサプリメントは、バラバラに摂っても効果を発揮
しません。
たばこを吸うからビタミンC、老化を防ぐためにビタミンEといったと
り方でなく、総合的にとってこそ意味があります。
(たとえば口内炎の場合)
口内炎を治すのにビタミンB類サプリメントを摂りましょうといいます
ね。しかし、ビタミンBが効果を発揮するのは、「ほかのすべての
ビタミンがしっかりと摂れている場合。
すべてのビタミンが不足している状態で、B2だけ補給したところ
で、口内炎に対して効果を発揮するのはむずかしいわけです。
(アンチエイジングのためには)
ビタミンEは抗酸化物質です。
ビタミンCはビタミンEを再生産します。
セレン、ビタミンB2、ビタミンB3は 一体となってはたらきます。
ペータカロテンと混合カロテノイドは 一体となって、活性酸素
から細胞をまもります。
これらの抗酸化物質は、抗酸化ミネラルであるセレンとマグネシ
ウムがカラダの中に足りてこそ、その役割をはたします。
さらに、抗酸化物質同士の反応がおこなわれるには、葉酸、ビタミ
ンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12も必要。
このようにすべてが助け合って、あなたのカラダをパワーアッ
プしてくれるのが、
「日常的にとるべきサプリメント=必須サプリメント」。
つまり、まずは「マルチビタミン・ミネラルをサプリメントで補給」
する。
そしてじぶんの弱点や生活習慣に応じて、足りないものをプラス
する。(プラスαサプリメント)。
これがサプリメントの効果的なとりかたといえます。
特定のサプリメントを過剰にとらない。
ひとつのサプリメントを集中的にとっても、バランスが乱れるだけ
で、有効利用できません。
また、かえってカラダに負担をかけることにもなります。
(ビタミンの過剰摂取)
ビタミンには、水溶性と脂溶性があります。
(脂溶性ビタミン … A,D,E,K)
水溶性ビタミンは過剰に摂取したとしても尿として排泄されます
が 、脂溶性ビタミンは肝臓をはじめとする体内に蓄積
(ちくせき)されます。
そのため、サプリメントで過剰に摂取すると、副作用が出てくる
可能性があります。
なので、特別な理由がないかぎり、特定の栄養素のサプリメント
を過剰にとらないことが大切です。
(食物せんいの過剰摂取)
食物せんいのサプリメントを過剰にとると、食物せんいに含まれる
フェチン酸が、カルシウムなどのミネラルをとりこみ、便とともにミネ
ラルを排泄してしまいます。
食物せんいを過剰にとった結果、ミネラル不足をまねくということが
あり得ます。
(プロテインの過剰摂取)
私はおもな仕事場所がスポーツクラブなので、プロテインを摂って
るヒトと接する機会が多いんです。(かくいう私ものんでいます)
そこで心配なのは、過剰にとりすぎているんじゃないかなぁと思う
ヒトがいらっしゃること。
特に男性でカラダを大きくしたいために、「毎食のごはんにかけて
摂る」という方がいらっしゃいますが、それはやめたほうがいいかも
しれません。
たんぱく質(プロテイン)を過剰摂取すると、ムダなアミノ酸を代謝
するために、肝臓にふたんをかけることになります。
さらに、アミノ酸の代謝によってでる大量の尿素を排出するため
に、水分を大量に必要とします。その結果、ミネラル不足をまねく
ことになる。
私の知り合いの男性ボディービルダーは、プロテイン過剰摂取
が原因とおもわれる肝臓の病気で、入院していたこともあります。
プロテインを過剰にとったからといって、どこまでも大きなカラダに
なるわけではありません。
メーカーが推奨する摂取量を守ればオッケー♪
このように、特定の栄養素をふくむサプリメントを過剰摂取したり、
通常の量をおおきく超えることは、カラダにとってはむしろ害に
なりかねません。しかしふつうに、メーカー規定量をまもってい
ればダイジョウブです。
むしろ必要以上にサプリメントを怖がって、大切な栄養素が不足
してしまうことのほうが問題だと私は思います。
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※『医者がすすめるサプリメント』佐藤務著より引用箇所あり